kaduki’s diary

しがない女オタクがしょうもないことを書く

『プーと大人になった僕』の感想

やあみなさん女オタクです。

久しぶりだね、元気にしてた?こちとら相変わらずメンヘラなままだし、最近は大腸カメラまで決定してしまって理不尽の極みだよ。

そんな女オタクはプーさんが大好きなんだよ。

えっ?おまえそんなキャラ?と思う人がいるだろうけど好きなんだよ。

だから映画化が決まったときは跳び跳ねてね、いやもう大絶叫した。

そんなこんなで感想書くけど、大したネタバレはしないと思うけど、新鮮な気持ちで観たい人は読まないようにね?女オタクとの約束だぞ!

 

 

 

 

 

あらすじ

まず簡単にあらすじをいうと、

プーと大の仲良しだったクリストファーはある時、もう大人にならなくてはいけなくなる時期が来てしまった。100エーカーの森で遊べなくなり、学校に通う。寄宿舎にいく。

だからクリストファーはプーにはもう会えない。バイバイしたのさ。

それからずっとずっとずっと時が流れて、クリストファーは大人になった。プーのことよりも家族を大切に思う大人になった。でも大切に思うばかり仕事しか目に入らなくなった。

クリストファーは学校に戦争に仕事に、色々乗り越えてもうなにが幸せなのか見失ってたのね。だから働いて安定したお給料が必要で、子供もはやく勉強していつか楽になるようにって先走りさせて、大切だから、なにが一番の幸福なのかを見失ってたのね。

仕事もずいぶんとくそな上司で嫌みが多い。しかも君のためだから君の部下をリストラしちまえ?とか暗に言うやつだ。大人になっても心優しいのは変わらない。リストラなんてさせたくないクリストファーは考える。考えて考えて考えて、一番大切な家族と出掛ける約束さえ違える。

そんなとき、プーが会いに来てくれる。

最初は嘘だ!ってなるし、プーってぱとっても自由だ。

みんなはなにもしないのは不可能だっていうけど、僕は毎日やってる「なにもしない」を。

これはお家でしっちゃかめっちゃかしたあとのプーの言葉。

そうだね、あー、そうだったわー、プーってば変わらない!クリストファーはもうとりあえず森に送り返そう!大人になった僕にとって心を乱す存在だ!って決めてねぇ、つまり帰るんだ。

帰ったら帰ったで、森でプーは迷子になるしなんか沼にはまるしべしょべしょ。

怖いお化けなんてもう信じるつもりなかったのに、なかったのに100エーカーの森の友人が怖がってるの見たら助けるように動いてしまう。

「僕はもう大人なんだ」

「クリストファー・ロビンは、クリストファー・ロビンのままだよ?」

うん、そうだ。クリストファーはクリストファーのままなの。いつだって優しくて、プーにおバカさんって笑って言いながら手を繋ぐ。優しい。優しいからプーに会えたんだ。

でも優しいから捨てられるものなんてなくて、仕事も、会社も、家族も、プーも、全部全部捨てられないんだ。

だからクリストファーは仕事にむかう

そんなプーは、こういうの

風船よりも、大事なもの?

風船ってなんだよ!って思うでしょ?でもプーにとっての風船はね、

必要ないかもしれないけど、持っていたらとてもわくわくして幸せになれる

そういうものなのさ。風船だけど重いねぇ。

クリストファーは迷うけど、家族と風船をかっと天秤にかけて、家族を取る。つまり働くことを取る。

クリストファーの中では本当の終盤まで、働く=家族の幸せって思い込んでる。

でも、そうじゃないんだよね。

このあとはとりあえずどんでん返しで、とにかくなんだか楽しくて面白くて幸せで泣きまくったから、みんなが劇場でみてくれることを祈るよ

 

 

 

 

あなたのプーはいつから?

さて、いつからみんなはプーと一緒にいる?あ、ここで一緒にいる、っていうのはプー的にいうと、

ここ(頭=思い出)にいる限りずっと一緒

って意味のね。

つまりみんなの思い出にはいつからプーがいる?

私は、覚えてられないくらい昔からプーが大好きなのです。

とりあえず、六歳の時にTDLにプーのアトラクションができて、親を困らせるぐらいプーに夢中だったのは確実だから、それよりずっと前。出会った時が思い出せないくらい前からずっと一緒にいた。

 

 

 

別れはある

それでもちょっと仲違いしたときだって、あるよ。みんなもそうでしょ?

小さな頃、大事にしていたヒーローだったり、お姫様だったり、ぬいぐるみだったり。

そういうものと仲違いしたこと、あるでしょう?

私の場合は小学5年のときかな、家族が離散したりして擦れてねぇ、髪の毛も男の子みたいにして強くなろう、みたいな?そんな時期もあって、そういう時にプーは邪魔だった。

だってプーってばいつも真っ直ぐで擦れなくてじっと本当の私を見つめてくる。

だから大好きなプーを捨てた。クリストファーのこと悪く言えないよ、自分もだからね。

それからなんというか、サバサバ系?みたいな女子を目指したり腐海に沈んだりして、オタク極めて、夢を叶えるために勉強して就職して

結果みんながこのブログを読んだとおりメンヘラったよ。

薬が欠かせない。電車もバスも乗れない。人混みは恐ろしい。男性が怖い。

これはプーに出会えなかったクリストファーの末路だよ。わたしがプーに出会えなかった。

プーみたいに真っ直ぐに本当に大切なものを教えてくれる人がいたら、違っていたのかもね。

 

 

 

プーはいつでも友達

メンヘラった私だけれど、スクリーンの向こうのプーは変わることはない。当然だけどね。

でも、変わらないからプーはいつでも友達でいてくれる。

大人になったって擦れてたって、プーのこと邪険にしたって、それでも、プーは僕たちの友達でいてくれる。

小さい頃の約束を守ってくれる。

大切なものを真っ直ぐ大切だと言ってくれる

僕は僕のままでいいらしい

もしも一緒にいられない日がきても、僕はずっと君の心の中にいるからね。覚えていて。

プーはね、みんなの心の中にずっと居てくれる。

そして誰よりも、私自身、僕自身、貴方自身を大好きで居てくれる。

君と過ごす日は、どんな日でも僕の大好きな日だよ。だから今日は僕のあたらしいお気に入り。

わたしもだよ、プー。

プーが一緒に居るだけで今日はとっても幸せで、お気に入りだ。

なにもしない、をしようね。

 

 

 

 

はやく出会うべき

個人話がおおくなったんだけど、つまりみんなもプーの映画をみてプーに会いに行くべきだと思う。

壊れちゃった私自身が言うのもなんだけど、これあと二年前に観てたら変わってたのになぁって思うよ。

だからみんなは、クリストファーと同じように壊れる前にプーに会いに行こう。

みんなにとっての見失ってることに気づけてないはずの、本当に大切なものを見つめられるよ。

はっきり言うね、仕事なんてなくても生きていけます。わたしがいうんだから本当だよ?

でもね、生きるべき指針がないと生きてはいけないのです。

というわけでみんなもプーに会いに行って大切なものを取り返しに行こう!!!!!

超オススメ!かわいい!

まぁ私は最初にプーが動いている時点で感動して泣いたんだけどね

もう一度ちょっと見つめ直してみようぜ

ほんの些細なことが、君の心のほとんどを占めることがあるんだよ。

 

 

 

 

 

プーに会いに行こう