kaduki’s diary

しがない女オタクがしょうもないことを書く

結婚式前に思ったこと

やっほー女オタクだよー。

今日は明明後日の結婚式に向けて謝辞とか考えてたらちょっとなんだか吐き出したくなったから書くね。

暗くはないと思うけど落ち込むかもね。

 

 

ありがとう、と書いて思ったこと

謝辞って母親とか姉にありがとうっていうじゃん?まぁ女オタクは言おうと思ったんだよね。だから文章を書いて、そしたら泣けてきた。

びっくりしたなぁ。まさか泣くとは思わなかったしなにがこんな心動かされるのか最初はわからなくてびっくりした。

でも次の瞬間に思ったのは『生きててよかったね』って言葉だった。

なんにだろうか。

私にだろうか、姉にだろうか、母にだろうか

 

全員に当てはまってる。

あぁ、だから思ったのか。生きててよかったね。

 

 

大人になってから

恐らく私は大人になってから、大勢のひとに不幸だと思われることに何度か出会っている。

でもそれと同じくらい幸せなことにも出会っている。

幸福は上を見れば見るほどあるけど、不幸も下をみれば見るほどある。

私はきっと不幸であり幸福である。

でも何度か死にたいと思ったし死んだほうがましだと思った。

死んでしまったほうが楽だと何度も考えたし実行して失敗して悲しんだ。

私は頑張れる人間だと思ってたのに、頑張れない人間に転落したときは生きている意味がわからなくなった。

でも生きてる。

生かそうとしてくれた母がいる。姉がいる。

そうして、準備は辛かったけどちょっと楽しみな結婚式がある。

あぁ、生きてて良かった。

私は頑張れないし不出来で故障品だけど生きててよかったと今心が震えている。

 

 

 

幼い頃の悲しみ

幼い頃の思いではとても幸福でとても不幸だ。

小さい頃はあんなに幸せだったのに父が不倫してからがらっと不幸に

幼い頃の一番辛い思い出は『母親がベランダから身投げしようとしている姿を見てしまったこと』だ。

生きててよかったの意味を探してからすぐ思い当たった。

母の凄絶な背中を忘れられてないのだ。

こう思うと子供の頃の親の死へ向かう姿はトラウマになるのだなぁ。と実感している。

私がいつか親になったら、己の子供に死にたいとか死にそうな姿をみせないようにしようと誓った。

つまり、母の死へ向かう姿が頭に焼き付いて離れないのだ。

そして思うのだ、生きてて良かった。

母さん生きてて良かったなぁ。一緒に生きてくれて良かったなぁ。置いていかれなくて良かったなぁ。

あぁ、こうして母親にありがとうと言えるのは母が生きてるからだ。良かったなぁ。

 

どうしても辛くて姉と夜に手を繋いで寝た日がある。

姉と死んでしまおうかって話した日もある。

二人でつらくてつらくて泣いた日もある。

姉ちゃん、生きてて良かったなぁ。

二人で我慢してたあの日々は報われてるよきっと。

私も姉も大人になったね。死ななくて良かった。

生きてて良かったなぁ。

 

 

こんなことは謝辞に入れれない

母にも姉にも伝えたいことがあるがあまりに個人的すぎるし結婚式にこんな話をするのもどうかと思うので謝辞には入れない。

ありがとうというぐらいだ。

でもねぇ、こう溢れた気持ちは書いておきたかった。

誰かに伝えたかった。

とってもとっても不幸で幸福な私と母と姉は生きてて良かったと思いたいし、思って欲しい。

不幸でも幸福でも生きてていいと誰かにも伝えたい。

不幸であるけど幸福なことがあると誰かにも伝えたい。

私は今とっても不幸でとっても幸福だ。

 

生きてて良かったなぁ!!